梅雨どきに気をつけたいギターの湿度対策についてのお話です。
梅雨の時期は部屋の湿度が60%を超えることがしばしばあります。乾燥対策の項にも書いた通り、ギターの保管に適した湿度は40〜50%です。
ジメジメとした環境はギターにとっては過酷なもの。音の響きに大きな影響があることはもちろん、木材の変形による故障や破損にもつながりかねないので注意が必要です。
対策としては、まずは除湿器やエアコンの除湿機能を使って部屋の湿度を下げること。除湿するだけで部屋の暑さも和らぎますから、猛暑の時期になる前は冷房よりも除湿機能を使いましょう。
さらに、ギターケースには写真のような湿度調節剤を入れておくと安心です。各種発売されていると思いますので、なじみの楽器屋さんで探してみてください。