Kyo Nishikawa  西川恭  guitar/vo
2017/08/05(土)

二つのギター Las Dos Guitarras【訳詞】

 

原曲はロマ民謡(シプシー音楽)を元に作曲され1857年に発表されたロシアの曲。ロシアの歌の中では《ジプシー・ロマンス》と呼ばれる歌謡ジャンルにあたります。これをを元にしたアズナヴールの訳詞(作詞)・編曲は彼の代表曲のひとつとなっていてシャンソンとしての認知度も高い。日本語訳詞はアズナヴールのスペイン語版を元にしています。

原曲は1857年に「ジプシー風ハンガリー舞曲」(Цыганская венгерка ツィガーンスカヤ・ヴィンギェールカ)の題で発表されました。
※原曲についてはこちらのサイトの情報を参照させていただきました。
http://ezokashi.opal.ne.jp/r_dvegitary.html

 二つのギター Les deux guitares – チャコ&チコ – 日本語歌詞

Las Dos Guitarras (1960)
Charles Aznavour

訳詞:西川恭

1.旅の男たちが かき鳴らすギター
心ふるえる 流浪の歌よ
わけもなく ただ 想う故郷
手を伸ばしても 届きはしないさ

[Refrain]
Эх, раз, ещё раз,
(さあ、やってくれ、もう一度)
Ещё много, много раз!
(もっともっと、もっと何度でも!)

2.ひびけ大地に もっと熱く深く
悩みも迷いも 覆い尽くすように
ここはどこ? これからどこへ行こう 気分はいかが
今日はあまり酔わずに あした飲もうか その先はもっとさ

[Refrain]

3.笑いながら 歌いながら
脈打つような悲しみ 沈めてしまおう
強い酒を頼むよ この傷を癒して
もっと もっと あふれるまで 酔いつぶれるまで

[Refrain]

4.二つのギターが 刻んだリズムが
おしえてくれる 生きることの空しさ
そのわけを 行き先を ここにいる意味を
今日を生きれど 明日をも知れない その先は見えない

[Refrain]

5.酔って 酔いに酔わされ 一切を忘れ
眠ったぼくを 見つけておくれ
たったひとつ望むなら その時までは
かき鳴らせ ひびけ 流浪のギター


Release date:2017/08/05(土)