10月に入り、西荻窪・歌声喫茶は新しい曲目になりました(※西荻窪・歌声喫茶では月の前半・後半で曲目が入れ替わります)。
昨日は汗ばむ陽気でしたが、一転今日は肌寒い空気。秋ですね。
秋の情景を描いた素敵な歌はたくさんありますね。今回は「秋の子」「里の秋」「故郷の空」などをとりあげています。
童謡「秋の子」の作曲者・末広恭雄氏(1904〜1988)は、水産学者であり作曲家であるというユニークな経歴の方です。一般向けに著した魚に関する著作は数知れず、「おさかな博士」として知られ、また水族館「油壺マリンパーク」の館長もつとめました。作曲家としては山田耕筰に師事し、他にもいくつかの童謡や、よく知られるところでは東京大学の学生歌「足音を高めよ」の作曲も手がけています。