夏が戻ってきたような陽気。皆さん「暑いわねぇ」と言いながら会場に入って来られます。半袖の方もチラホラいらっしゃいます。
それでもやはり、秋は秋。♪今はもう秋…(誰もいない海)と歌い出せば、皆さんの歌声で会場は秋の雰囲気につつまれていきます。
高峰三枝子さんの「湖畔の宿」は季節を問わずに人気の高い歌のひとつですが、感傷的な歌詞とメロディーが、この時期にはひときわ胸に染みますね。「ああ、あの山の姿も湖水の水も、静かに静かに黄昏れてゆく…」という途中のセリフも、朗読の気分で思い思いに語っていただき、ますますいい感じです。チャコが率先して情緒たっぷり(の気分で)語っていますので、聞いているだけでもいいんです。
セリフ入りの歌と言えば、「幸せだなァ」の「君といつまでも」が定番ですが、もうひとつ、ザ・リガニーズの「海は恋してる」ってご存知ですか。「海も失恋するのかなぁ」で始まるちょっととぼけた台詞をギターのチコが語ると、皆さんから思わず失笑がもれるというのがお約束。来年の夏頃にはまたとりあげるかもしれません。
ともあれしばらくは、秋を味わいながら歌っていきましょう♪