4月前半の西荻窪・歌声喫茶。本日はなんと、4月だというのに朝から雪やみぞれがちらつく真冬の寒さ。いらっしゃる皆さんの服装も厚手のコートにマフラーと冬の装いに逆戻りです。
「さくらさくら」「おぼろ月夜」「わかば」といった季節の歌が今日は、寒い冬の時期から春を待ちわびて歌っているような、そんな気分になりました。
さて、今回初めてとりあげた歌を2、3ご紹介します。
「別れの磯千鳥」はハワイ生まれの日系二世・フランシスコ座波氏が作曲。第二次大戦中に日系アメリカ人兵士の間で歌われていたそうです。昭和20年代に近江俊郎さんが、昭和30年代には井上ひろしさんがとりあげています。歌い出しの「会うが別れのはじめとは」って、なんとも深〜い表現ですね。
「君待てども」。作詞・作曲は東辰三氏、歌は平野愛子さん。「港が見える丘」の大ヒットコンビによる曲ですね。こちらの曲もモダンでシックで情緒に溢れ、とても素敵です。チャコ曰く、「“あきらめましょう”と歌うこの歌を聞くと、あきらめるのは悪いことじゃないと思えて安心します」。
「あずさ2号」は兄弟デュオ・狩人のデビュー曲。思いをためてためて「さよならは〜」で一気に爆発させるように歌うのがなんとも気持ち良いです。
4月前半はラスト1回。金曜日は少し暖かさが回復しているでしょうか!? 皆様のご来場お待ちしています!