西荻窪・歌声喫茶、いよいよ2016年の最終月前半が終わりました。
昨日放送されたBS朝日のテレビ番組『ザ・ドキュメンタリー』は作曲家・服部良一氏の特集でした。二時間たっぷりの濃密な番組の中で、服部メロディーが今でも多くの人々に親しまれ歌い継がれているそのひとコマとして、ここ西荻窪ココパームでの歌声喫茶の様子も取材していただき、「青い山脈」を歌うお客様の様子などが映し出されていました。
これまでに西荻の歌声喫茶でとりあげた曲は「青い山脈」「東京ブギウギ」「銀座カンカン娘」といった国民的大ヒット曲から、心揺さぶる名曲「蘇州夜曲」「湖畔の宿」、知る人ぞ知る佳曲「胸の振り子」「小雨の丘」などなど多数。これからも何度も歌っていく服部作品にますます親しみが湧いてきましたね。
さて、12月前半の人気曲ランキングは、
【2016年12月前半 BEST10】
1位：川の流れのように
2位：銀色の道、寒い朝、古城
5位：赤いハンカチ
6位：喝采
7位：白いブランコ
8位：かあさんのうた、花嫁人形、山小舎の灯
今回初めてとりあげた、明治の終わりから大正のはじめ頃に作られた歌曲「四つ葉のクローバー」。アメリカの詩人ヒギンソンの詩「Four-Leaf Clover」に、当時東京音楽学校（現在の東京藝術大学音楽学部）の音楽の先生だったロイテル氏が曲を付けた、たいへん綺麗な歌です。
四つ葉のクローバーを見つけると幸せになれるという言い伝えが日本でも広く知られるようになったのは、この歌が女学生たちの間で歌われるようになったことがきっかけとも言われているそうです。
次週からは12月後半の部がスタート。2016年の歌声喫茶もいよいよ大詰めです。
今年の最終回は12/28（水）。この日は年の瀬の気分を盛り上げてくれる名曲を歌う“年末スペシャル”。今年の“歌い納め”にぜひいらしてください。
