「うれしいひなまつり」や「こいのぼり」「七夕さま」など、年中行事を題材とする唱歌や童謡はたくさんありますが、「豆まき」の歌ってあるのでしょうか。そう思って先日ご参加者の方に訊ねてみたところ、
おにはそと〜、ふくはうち〜
パラッ パラッ パラッ パラッ 豆の音♪
っていう歌があるわよ、とおしえていただきました。
というわけで“節分”の今日は、予定の曲目の前に「まめまき」を歌ってスタートです。童謡「まめまき」は昭和8年に発行された『ヱホンシャウカ(絵本唱歌)冬の巻』に掲載された歌です。
ちなみに『ヱホンシャウカ』は昭和6年から8年にかけて春・夏・秋・冬の四巻が発行され、それぞれの季節の新作唱歌が掲載されていました。おなじみの「こいのぼり」や「チューリップ」も『ヱホンシャウカ』で発表された歌です。
さて、今日が節分ということは明日は立春。暦の上では春ですが、「早春賦」の歌詞のとおり「春は名のみの 風の寒さや」ですね。