10月の歌声喫茶。西の方に見える山並みも秋本番のよそおいです。
「冬が来る前に」「公園の手品師」「恋人よ」と歌いながら、深まる秋をしみじみと感じます。
今回、続けて歌ってみて興味深かったのが「サンタ・ルチア」と「美しき天然」です。前者はナポリ、後者は長崎・九十九島と、どちらも海辺の風景の美しさを讃える歌ですがその表現は対照的。どこまでも声高らかに歌い上げるのが「サンタ・ルチア」、一方で「美しき天然」はぐっと抑えながらも感情が溢れ出るような美しさ。
次回は11月。このひと月でまた季節がうつりかわっていくのでしょう。