6月の亀戸・歌声喫茶です。今月は“ジューン・ブライド”にちなんで花嫁さんにまつわる歌もたくさん歌いました。会場のアンフェリシオンさんは結婚式場ですからウェディング・ムード満点なのです。
とはいえ、明るくおめでたいばかりでないのが花嫁ソングの興味深いところ。画家・詩人の蕗谷虹児氏の作詞による童謡「花嫁人形」、ロシア民謡「赤いサラファン」、はしだのりひこさんの「花嫁」、ペギー葉山さんが歌った「ラ・ノビア」。曲の雰囲気は様々ですが、いずれもどこか哀しい影がつきまとう歌です。
一方で、60・70年代の結婚ソングの大定番「新妻に捧げる歌」「てんとう虫のサンバ」は明るく希望に満ちています。やはり結婚式場/披露宴会場にはこれらの曲がよく似合いますね。
ところで、6月に結婚式を挙げると幸せな結婚生活を送ることができるという“ジューン・ブライド”という言い伝え。その由来は、ローマ神話で女性の結婚生活を守護する女神Juno(ユノー)が6月の守護神であることから、6月に結婚式を挙げるとユノーの加護を受けられる、となったそうです。
来月の亀戸・歌声喫茶は通常よりも早めの週、7/9(月)の開催です。