亀戸・歌声喫茶の会場アンフェリシオンはウェディング・ホールです。
広々としたエントランスを通り、5階でエレベーターを降りれば、そこは夢のような場所。たくさんのお花と噴水、スタッフの方々のやさしい笑顔が迎えてくれます。
今日はお天気に恵まれ、秋らしい一日でした。
前回9月の開催日は台風15号によって交通が麻痺してしまったあの日。なんとか開催にこぎ着けましたが、電車の混乱が激しく、出かけるのを断念したお客様も多かったようです。今日お会いしたお客様の中にも、「いや〜、先月の台風は本当にこわかった」という方や、あんなに強い風と雨は生まれてはじめてで、ひと晩中祈るような気持ちで過ごしたと仰る方もいました。
さて、こちらの会場では前半約10曲を歌っていただいた後、特製スイーツが出されます。今日はマロンケーキにチョコレートクッキー、そこにマスカットと柿が添えられて、まさに“秋の一皿”を味わっていただきました。
こうして心身ともに秋モードに入り、後半も秋の情緒を感じながら歌い続けました。すると終盤の「シューベルトの子守歌」で、ふと私たちもお客様も、い〜い気持ちで眠くなってしまったような、フワッとしたひとときがありました。
おいしいものをいただき、歌を歌って眠くなれる。これは平穏で幸せな証し、と思える一日でした。