毎月第2水曜日、小作での夜の歌声喫茶。
リクエストをいただいて今回初めてとりあげた「見渡せば」は、明治14年に発表された唱歌です。題名に覚えがなくても、メロディーはみなさんよくご存知の「むすんでひらいて」。「むすんでひらいて」以前に、唱歌として歌われていたのです。さらにさかのぼると、実は元々このメロディーは18世紀にフランスのジャン=ジャック・ルソーが作曲したそうです。素朴でわかりやすい旋律だからこそ、様々に姿を変えて、国境も時代も越えて親しまれているのでしょうね。
このお店は普段はライブやお客様参加型のセッション演奏などが行われていることもあり、店内にはタンバリンやマラカスなどちょっとした打楽器がいくつも置いてあります。そこでラストナンバー「明日があるさ」は、皆さん手に何かしら音の出る楽器を持って、シャカシャカ、カンカン、にぎやかに音を鳴らしながら歌いました。