懐かしい歌をギター生伴奏で

“矢切の渡し”は江戸川をはさんで東京葛飾区の柴又と千葉県松戸市の矢切とを結ぶ渡し舟

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矢切の渡し

 
1983年(昭和58年)細川たかし
作詞:石本美由起
作曲:船村徹

つれて逃げてよ ついておいでよ
夕暮れの雨がふる 矢切の渡し
親の心に そむいてまでも
恋に生きたい 二人です

見捨てないでね 捨てはしないよ
北風が泣いて吹く 矢切の渡し
うわさ悲しい 柴又すてて
舟にまかせる さだめです

どこへ行くのよ 知らぬ土地だよ
ゆれながら艪がむせぶ 矢切の渡し
息を殺して 身をよせながら
明日へこぎだす 別れです

 

1976年(昭和51年)にちあきなおみさんのシングル「酒場川」のB面として発表。それから7年後に瀬川瑛子さん他多くの歌手の競作で発表される中、細川たかしさんの盤が大ヒットしました。

“矢切の渡し”は江戸川をはさんで東京葛飾区の柴又と千葉県松戸市の矢切とを結ぶ渡し舟。地名としての矢切は濁らずに「やきり」と読むそうです。

曲は手漕ぎの渡し舟が艪(櫓)をきしませながらゆっくりと進んでいくようなリズムで、新しい形式の《舟唄》を感じさせてくれます。

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投稿者:チャコ&チコの歌声喫茶
記事公開日:2022/11/24(木)