懐かしい歌をギター生伴奏で

哀愁に満ちた旋律が胸にせまります。

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誰か故郷を想わざる

 
1940年(昭和15年)霧島昇
作詞:西條八十
作曲:古賀政男

花摘む野辺に 日は落ちて
みんなで肩を 組みながら
唄をうたった 帰りみち
おさななじみの あの友この友
ああ 誰か故郷を想わざる

ひとりの姉が 嫁ぐ夜に
小川の岸で さみしさに
泣いた涙の なつかしさ
おさななじみの あの山この川
ああ 誰か故郷を想わざる

都に雨の 降る夜は
涙に胸も しめりがち
遠く呼ぶのは 誰の声
おさななじみの あの夢この夢
ああ 誰か故郷を想わざる

 

望郷の想いを哀愁に満ちた旋律にのせて綴る、古賀メロディーの傑作です。

作曲家・古賀政男さんが幼少期の思い出を作詞の西條八十さんに伝え、それをもとにこの詩ができたそうです。

歌詞に出てくる「幼馴染」という言葉は、幼友達というだけの意味ではなく、幼少の頃から親しんできた故郷の風景やその頃の想いなど、心の奥深くで強く繋がっているものを表しているのが印象的です。


投稿者:チャコ&チコの歌声喫茶
記事公開日:2023/04/11(火)