1971年にNHK「みんなのうた」で発表され、少年とその父親の想いを描いた愛唱歌として現在まで歌い継がれています。
フランスの作曲家ビゼーの歌劇『美しきパースの娘』で歌われるアリア「セレナーデ」を原曲に、作曲家・編曲家の石川皓也(いしかわ・あきら)氏が旋律に一部展開を加えた形に編曲し、作詞家・脚本家の海野洋司(うんの・ひろし)氏が日本語独自の歌詞を付け、新たな日本語の歌曲として誕生させた形です。
チャコ&チコの歌声喫茶でも毎年秋になると、この歌を歌ってしみじみとするものです。
4年後の昭和50年には、「ビバルディのバイオリン協奏曲・冬」に独自の日本語歌詞(こちらはお母さんとの思い出を綴る歌詞となっている)を付けた「白い道」が、同じ二人の編曲および作詞で「みんなのうた」で発表されています。
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