服部良一
》:7件作曲家・服部良一氏は昭和12年のこの曲で、“日本のブルース”という独自のスタイルを確立し、大ヒット作曲家としてのスタートを切りました。その意味で「別れのブルース」はいわゆる“服部メロディー”の記念碑的な曲といえます。 服… 続きを読む →
石坂洋次郎氏の小説『青い山脈』を原作とする同名映画の主題歌です。 物語は地方の町の女学校を舞台に戦後民主主義の目覚めを描いています。教師役を原節子さん、男子高校生役を池部良さん、女学生役を杉葉子さん、若山セツ子さんが演じ… 続きを読む →
作曲家・服部良一氏は戦前、淡谷のり子さんの「別れのブルース」「雨のブルース」をはじめ、ブルースやタンゴ、ルンバなど欧米のスタイルを取り込み、“和製ポピュラー音楽”の礎を築きました。 戦後、様々な制約(戦中は敵性音楽として… 続きを読む →
フランス映画『巴里の屋根の下』(1930 ルネ・クレール監督)になぞらえたタイトル、ハイカツさんの明るい歌声、管弦楽団によるジャズ風味の演奏は映画のオープニングさながら。 高台あるいは空から俯瞰する東京の街並みと、その街… 続きを読む →
サトウハチロー氏のエッセイ『見たり聞いたりためしたり』を映画化した作品の挿入歌です。エッセイは昭和21年から10年にわたって新聞「東京タイムズ」で毎日連載されました。 曲は服部良一氏のアメリカ音楽に対する深い造詣と無邪気… 続きを読む →
“昭和モダン”と呼ばれる西洋文化を折衷した新しいライフスタイルが社会に生まれた時代。服部メロディーの黄金期の作品のひとつです。 昭和10年頃にはすでにコーヒーは庶民にも浸透し、東京市内にも相当数の喫茶店があったといいます… 続きを読む →
李香蘭(山口淑子)主演の映画「支那の夜」の劇中歌として発表されました。 蘇州は長江の南側、上海に隣接する都市。古くから水運の町として栄え「東洋のヴェニス」とも呼ばれてます。歌詞の最後に登場する寒山寺は臨済宗の仏教寺院。毎… 続きを読む →