昭和22年
》:6件大正元年の『尋常小学唱歌(四)』で発表された上記の歌詞がオリジナル。 その後、昭和17年『初等科音楽(一)』収録の際に、文部省の命を受けた林柳波氏により歌詞の一部が改変されます。国民学校初等科三年で使用するために《さらさ… 続きを読む →
古き良きカントリーミュージックを彷彿とさせる前奏にはじまり、山の雄大さとおおらかさが感じられるような旋律と響きにのせて、切なさをふくんだ過ぎし日への想いがつづられます。 作詞・作曲の米山正夫氏の親友だった歌手・近江俊郎さ… 続きを読む →
ドイツの童謡「小鳥たちがやって来た」に日本語歌詞をのせた、いわゆる翻訳唱歌です。明治16年3月発行の『小学唱歌集 第二編』に収められました。原曲はドイツではたいへんよく知られている春の童謡なのだそうです。 作詞者の加部巌… 続きを読む →
作曲家・服部良一氏は戦前、淡谷のり子さんの「別れのブルース」「雨のブルース」をはじめ、ブルースやタンゴ、ルンバなど欧米のスタイルを取り込み、“和製ポピュラー音楽”の礎を築きました。 戦後、様々な制約(戦中は敵性音楽として… 続きを読む →
サトウハチロー氏のエッセイ『見たり聞いたりためしたり』を映画化した作品の挿入歌です。エッセイは昭和21年から10年にわたって新聞「東京タイムズ」で毎日連載されました。 曲は服部良一氏のアメリカ音楽に対する深い造詣と無邪気… 続きを読む →
うつくしくも憂いのあるメロディーとゆったりとしたスウィングのリズムでつづられるロマンティック・ブルース歌謡。戦後日本にあたらしい流行歌のスタイルをしめした名曲であり、昭和20年の東京大空襲で壊滅的な被害をうけていたビクタ… 続きを読む →