懐かしい歌をギター生伴奏で

少年とその父親の想いを描いた愛唱歌として歌い継がれています。

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小さな木の実

 
1971年(昭和46年)大庭照子
訳詞:海野洋司
作曲:BIZET ALEXANDRE CESAR LEOPOLD
編曲:石川皓也

小さな手のひらにひとつ
古ぼけた木の実にぎりしめ
小さな足跡がひとつ
草原の中をかけてゆく

パパと二人で拾った
大切な木の実 にぎりしめ
今年また秋の丘を
少年は一人かけてゆく

小さな心にいつでも
幸せな秋はあふれてる
風とよく晴れた空と
暖かいパパの思い出と

ぼうや 強く生きるんだ
広いこの世界 お前のもの
今年また秋がくると
木の実はささやく パパの言葉
 

1971年にNHK「みんなのうた」で発表され、少年とその父親の想いを描いた愛唱歌として現在まで歌い継がれています。

フランスの作曲家ビゼーの歌劇『美しきパースの娘』で歌われるアリア「セレナーデ」を原曲に、作曲家・編曲家の石川皓也(いしかわ・あきら)氏が旋律に一部展開を加えた形に編曲し、作詞家・脚本家の海野洋司(うんの・ひろし)氏が日本語独自の歌詞を付け、新たな日本語の歌曲として誕生させた形です。

チャコ&チコの歌声喫茶でも毎年秋になると、この歌を歌ってしみじみとするものです。

4年後の昭和50年には、「ビバルディのバイオリン協奏曲・冬」に独自の日本語歌詞(こちらはお母さんとの思い出を綴る歌詞となっている)を付けた「白い道」が、同じ二人の編曲および作詞で「みんなのうた」で発表されています。

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投稿者:チャコ&チコの歌声喫茶
記事公開日:2024/04/11(木)