懐かしい歌をギター生伴奏で

島倉千代子さんと守屋浩さん、共に昭和13年(1938)生まれの二人によるデュエット曲

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星空に両手を

 
1963年(昭和38年)島倉千代子・守屋浩
作詞:西沢爽
作曲:神津善行

1.
星空に両手をあげて
この指を星で飾ろう
君にかわいいあの星を
あなたに青いあの星を
宝石なんてなくっても
こころは夢のエメラルド
星空に両手をあげて
この指を星で飾ろうよ

2.
星空に両手をあげて
想い出をそっとさがそう
消えた花火かあの星は
母さんの歌あの星は
幼い頃がひとつずつ
あんなに遠く光ってる
星空に両手をあげて
想い出をそっとさがそうよ

3.
星空に両手をあげて
思ってることを話そう
二人のことをあの星に
未来のことをあの星に
あの星空がしあわせな
あしたをきっとつれてくる
星空に両手をあげて
思ってることを話そうよ

 

旅の夜風」「青い山脈」「あなたと共に」「東京ナイトクラブ」「いつでも夢を」「明日は咲こう花咲こう」「赤いグラス」etc… 歌声愛唱歌の中にもデュエットによるヒット曲は多く、1コーラスごとに男女が歌い分けるものや対話形式など、デュエットのパターンも様々です。安田祥子・章子姉妹やザ・ピーナッツ、狩人という姉妹兄弟による同性のハーモニーを活かしたデュオも見逃せません。

星空に両手を」は歌のほとんどのパートはオクターブユニゾン(男女が一緒に同じメロディーを歌う)です。歌い出しの五・七調の歌詞が3〜4行目で七・五調に変わり、リズムは軽快なパターンへと、音階も長調に転じます。この2行は男声、女声が交互に歌い、その後は再び二人が声を合わせて共唱するスタイルです。

この歌のユニゾン中心のデュエットは、二人が同じ想いを抱きながら星空を見上げている共有感を聴く者に感じさせてくれます。そして交互に歌う3〜4行目のパートで二人の心の交流が感じられることで、より立体的で奥深い歌の世界を二人の声で作り上げているように感じられます。

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投稿者:チャコ&チコの歌声喫茶
記事公開日:2024/12/31(火)